中野区と姉妹区ソウル特別市陽川区の交流

2024年11月日韓親善協会の訪問団が陽川区を訪問

今回、デフリンピックのテコンドー競技が中野区で行われることになりました。テコンドーは韓国の国技です。中野区の姉妹区であるソウル特別市陽川区からも、このデフリンピックに熱い眼差しが送られています。

陽川区と中野区は2015年の11月8日に、「姉妹都市関係の締結に関する議定書」に当時の中野区長田中大輔氏と当時の陽川区庁長イ・ジェハク氏が署名し、姉妹都市となりました。締結に先立って両区の区当局や議会、民間団体の代表などが相互に訪問を繰り返し、継続的な交流の意義と可能性を確認し合いました。両区は慎重に丁寧に交流を重ね、姉妹区となったのです。両区を囲む政治・社会状況が様々に変化したり、区長、区庁長、議会の構成もそれぞれ変化してきましたが、両区の関係は変わることなく続いてきました。その姉妹区締結から、15年目という節目の年に今回のデフリンピックのテコンドーが中野区で行われることになったのです。

陽川区としても、姉妹区である中野区で、韓国の国技であるテコンドー競技がデフリンピックという国際的な舞台で開催されるということに、大きな意義を見出しています。両区の区民が互いの縁を再認識し、交流の更なる発展のきっかけとしていきたいと考えています。

東京2025デフリンピックのテコンドー開催にあわせ、11月19日には陽川区から、イ・ギジェ区庁長、ユン・インスク区議会議長などの代表団が中野区を訪問することになっています。

中野区日韓親善協会は、昨年11月に陽川区に訪問団を派遣し、イ・ギジェ区庁長、ユン・インスク区議会議長に酒井直人区長、酒井たくや区議会議長からの親書を手渡し、両区の交流の発展を誓い合ってきました。同協会は今回、デフリンピックの成功に加えて、日韓親善、中野区・陽川区の交流の深化を願って、東京2025デフリンピック応援中野区実行委員会に、立ち上げから加わって活動しています。

中野区とソウル市陽川区との姉妹都市関係の締結(中野区ホームページへ)

参考;中野区区民調査団 大韓民国ソウル特別市陽川区調査報告書2009年11月18日~20日(中野区ホームページへ)