テコンドーとは
テコンドーは、韓国の国技として国際的に普及が進められた競技です。
デフリンピックでは、組手の「キョルギ」のほか、オリンピックでは採用されていない「プムセ」(型)も種目となっています。
キョルギ(組手)
空手とキックボクシングをミックスしたようなスポーツ性の高いフルコンタクト制の格闘技で、特に足技を重視しています。
技の種類によってポイントが決められており、ポイントをより多く獲得した選手が勝利となります。
プムセ(型)
テコンドーにおける各種防御と攻撃技術の組み合わせにより構成され、一定の演武線(進行線)にしたがって、四方八方に動きながら型を行います。
大きく分けて「正確性」と「表現力」2つの採点基準があり、これらの合計点数によって順位が決定されます。
きこえない中での特徴
他のデフリンピック競技と同様に、競技はきこえる人と同じ国際ルールに準拠して行われます。
違いとしては、「開始」・「止め」等といった選手への合図の部分です。音声で伝えられないため、ランプを用いたりするなどして視覚的に伝える必要があります。
東京2025デフリンピックにおいても、選手が集中して競技に臨めるような仕組みを検討しています。
種目
男子キョルギ(組手):-58kg級、-68kg級、-80kg級、+80kg級
女子キョルギ(組手):-49kg級、-57kg級、-67kg級、+67kg級
プムセ(型)個人(男子・女子)
プムセ(型)ペア(混合)
