デフリンピックの競技

競技

競技は中野区で行われるテコンドーをはじめ、次の全21競技です。
陸上競技、バドミントン、バスケットボール、ビーチバレーボール、ボウリング、自転車競技(ロード)、サッカー、ゴルフ、ハンドボール、柔道、空手、自転車競技(マウンテンバイク)、オリエンテーリング、射撃、水泳、卓球、テコンドー、テニス、バレーボール、レスリング(フリースタイル)、レスリング(グレコローマン)

特徴

デフリンピックに競技者として参加できるのは、①きこえをサポートする「ほちょう器」などを何もつけないで、耳で音を聞き取る力が55デシベル以上きこえない人で、②各国のろう者スポーツ協会(日本では「全日本ろうあ連盟」)の登録者のうち、デフスポーツ団体ごとに行われる選考競技会で、記録や順位など出場条件を満たした選手です。※55デシベルというのは、ふつうの声での会話がきこえないレベルです。

会場に入ったら、選手たちは試合のときも練習のときも、ほちょう器などきこえをサポートする器具を身につけることはできません。選手同士が「耳のきこえない立場で公平にプレーする」ためです。

デフリンピックの競技は一般の競技ルールに準拠しておこなわれますが、競技運営にあたって国際手話のほか、スタートランプや旗などを利用した視覚による情報保障が行われることが特徴です。

デフリンピックでは、「耳」が聞こえなくても、参加者が不利にならないよう「目」でわかる様々な工夫がされています。目でおぎなうことを「視覚保障(しかくほしょう)」と言います。

「目」でわかる合図

例えば、100メートル走のスタートの出発音。光がピカッと光る『フラッシュランプ』でスタートを知らせます。『フラッシュランプ』は、バスケットボールやハンドボールなど、様々なスポーツでも活用されています。
他にもサッカーやラグビーなど、審判の笛の合図はどのようにしているのでしょうか。審判は笛を鳴らすとともに、旗をあげたり手をあげたりして選手に知らせます。選手が「目」でわかるように、様々な工夫が整えられています。

デフリンピックについて詳しく知りたい人は、一般社団法人全日本ろうあ連盟スポーツ委員会のサイトを見ましょう。
一般財団法人全日本ろうあ連盟スポーツ委員会(デフリンピック頁)

上記ページでは、デフスポーツやデフリンピックの普及啓発映画も紹介されています。

映画・みんなのデフリンピック(ダイジェスト版)

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